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2007年09月10日

配信能力向上、SOA対応、冗長化、J-SOX法対応 メール配信システム「WEB CAS e-mail Ver 5.0」発売のお知らせ

株式会社エイジア(本社:東京都品川区、社長:江藤 晃、以下 当社)は、主力製品であるCRM(※1)システム「WEB CAS」シリーズ(※2)のメール配信システム「WEB CAS e-mail」のバージョンアップを行い、「WEB CAS e-mail Ver 5.0」を発売することといたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

1.「WEB CAS e-mail Ver 5.0」発売の趣旨
当社の「WEB CAS e-mail」は、顧客の属性や購買履歴等のデータに基づいて、一人ひとりに最適化されたメールをOne to Oneに大量・高速に配信できるメール配信システムです。

OSや接続するデータベースを選ばないマルチプラットフォーム対応を実現し、導入への負担が少ないため、データベースを活用したメールマーケティングを実施する多くの企業様にご利用いただいております。通販業界、金融業界、各官公庁などに多数の導入実績があり、システムの安定性やセキュリティ等にも高い評価をいただいております。

当社はこれまで多くのクライアント企業様から、配信性能・安定性の更なる強化や、内部統制を実現する仕組みの構築等、「WEB CAS e-mail」への様々なご要望をいただいておりました。それを受け当社では、配信性能の向上、SOA(※3)対応、冗長化、J-SOX法対応等を実現する、大幅なバージョンアップを行いました。

2.「WEB CAS e-mail Ver 5.0」の概要 
■配信能力向上
テキストメール配信においては1サーバで毎時300万通、HTMLメール配信においては毎時200万通の高速配信が可能となり、One to Oneメール配信システムとしては国内最高レベルの高速配信を実現いたしました。

■SOA対応
業務アプリケーションやWEBアプリケーション等、他システムとの連携によりクライアント企業様の業務プロセスに合わせたシステムの構築が行えるようになりました。

■冗長化対応
複数のアプリケーションサーバによる並列処理が可能となり、システムの安定性を強化する冗長化に対応いたしました。

■J-SOX対応
メール配信操作において、最大3段階の承認フローの設定が行えるようになり、各社規定のワークフローに沿った運用が可能となります。これによりJ-SOX法が求める内部統制対応のニーズに応えます。
また、個人情報漏洩対策も強化し、配信ログデータを閲覧やダウンロードする際、個人情報にアクセスする権限のない担当者には、閲覧・ダウンロードする情報のうち個人情報のみをマスキングする設定を可能としました。
さらに、エラーメール処理の細分化分析が可能となり、より高度なエラーメール処理が行えるようになりました。

3.日程
平成19年10月中旬発売予定

(※1) CRM(Customer Relationship Management、シーアールエム)
インターネット技術を活用して企業が顧客と長期的な関係を築く方法の一つで、顧客データベースをもとに、商品・サービスの売買、問合せ、クレームへの対応等について一貫して管理する手法のこと。

(※2) 「WEB CAS」シリーズ
当社が自社開発したe-CRMソフトのシリーズ名称で、当社の登録商標。現実のビジネスの世界で営業担当者が行っている様々な営業活動を、インターネットビジネスの世界において代替する「ネットの営業マンソフト」。

(※3) SOA(Service Oriented Architecture、エスオーエー)
大規模なシステムを「サービス」の集まりとして構築する設計手法。外部から標準化された手順によって呼び出すことができるソフトウェアの集合で、アプリケーションソフト自体に他のシステムとの連携機能を持たせたもの。

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